三重県伊賀市を拠点に、業務用野菜の卸として活動しています。伊賀名張地域の生産者からの仕入れが中心ですが、三重、和歌山、京都、奈良、高知、鹿児島などのつながりのある人たちからも仕入れています。
伊賀有機農業推進協議会の生産者が中心となって立ち上げた会社なので、オーガニックの取り扱いが多いですが、それ以外の取り扱いもあります。
近郊エリアについては自社集荷と配送を行なっています（詳しくはローカル流通のページをご覧ください）。物流コストの上昇に対する問題意識を持っていて、生産体ごとの規模が小さくても数を束ねることで系統便を利用したり、集荷ルートを設定することで、生産者が個々に配送しなくてすむ仕組みを整えています。
都市に住まう人々の食を賄うための、量販店や宅配業者、生協などへの農産品の供給もさることながら、都市から離れた地域の食や経済を支える機能を提供することにも重きを置いています。新型コロナウイルス出現による社会の混乱の中で、社会がより画一化、均質化されていくありさまを目の当たりにします。自然と密着した農業を水源に、いのちを支える食を流していく（扱っていく）青果流通の仕事をしながら、むしろ世間の流れに逆らい、チェーンストアに巻き込まれず（都市に富を集中させることに加担せず）、多様性を維持する（ローカルで生き続ける）はたらきを強化する方向へ、わたしたちは舵を切りたいと思っています。
野菜を右から左へ流すだけの仕事をしたいのではない。多様なもの、規模の小さなものも、つながり支え合いながらともに生きていける仕組みを作ることが、へんこが目指している姿です。そのカギはデータだと考えています。栽培計画、生産履歴、出荷予定、物流情報、需要情報などのデータをかき集め、使いやすい形で共有し、情報もインフラも相互利用しながら無駄（例えばトマトばかり作るという無駄）を省き、効率を上げ皆で豊かになる。そういうありかたをともに目指してくださる方と連携したいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
出荷予定（最新）
主な野菜の年間出荷予定
取り扱い基準
生産者紹介
伊賀ベジタブルファーム株式会社
生産地
伊賀市古山地区
栽培方法
有機準拠
栽培品目（面積）
小松菜、ホウレン草、水菜、ブロッコリー、キャベツ、アレッタ（15a、ハウス10a）
有限会社 手づくり農園
エリア
名張市赤目地区
代表
伊藤 英次
栽培品目（面積）
ケール、さつまいも、ラズベリー、フルーツほうずき（3ha）
谷農園
エリア
伊賀市予野
代表
小倉 和久
栽培品目（面積）
野菜全般（6ha）
伊賀有機農産供給センター
エリア
伊賀市白樫
代表
木下 智之
栽培品目（面積）
野菜全般、水稲、茶、鶏卵など
すずめ農園
エリア
伊賀市予野および周辺
代表
高島 佳世
栽培品目（面積）
小松菜、ホウレン草、キャベツ、ピーマンなど（140a）
農事組合法人 忍の里
エリア
名張市西原町
代表
山本 晃
栽培品目（面積）
リーフレタス、水菜、かぼちゃ（1ha）
土の香工房
エリア
伊賀市種生
代表
葛原 正之
栽培品目（面積）
麹を使った食品（醤油、味噌）、 トマトケチャップ、ピューレなど
（農）百姓工房伊賀の大地
エリア
伊賀市島ヶ原中矢地区
代表
松森 敬子（松森 克太）
栽培品目（面積）
水稲（180a）、伊賀赤菜、ひょうたんほか（20a） かりんとう、ポテトチップス、米粉パン、肉まんなど
愛農学園農業高等学校
エリア
伊賀市別府
栽培品目（面積）
野菜（70a）、水稲（190a）、果樹（50a）、 酪農（搾乳牛）、養鶏、養豚
千賀地農園
代表
月井 克也
栽培品目（面積）
ターサイ、レタス、ポップコーンなど
かみむら農園
エリア
京都府八幡市
代表
上村 慎二
栽培品目（面積）
いちご、人参、大根、オクラ、スーヨーキュウリ