雨が降らないから…

ピンクのかわいい色の軽トラで納品にきてくれたすずめ農園さん。
「雨が降らないからアブラムシに苦労してるわぁ」とのことでした。

他の生産者さんからも同じ嘆きを聞いています。
乾燥するとアブラムシが発生しやすいのです。

今年は雨が降らないので、水やりが大変です。
伊賀名張で言うと、戦後にパイロット事業で開拓された農地は、開拓地一帯のいちばん高いところに貯水池を作り、青蓮寺ダムの水をポンプでくみ上げることで農業用水を確保する設計になっています。

コメの時期だけくみ上げが行われ、10月から4月はポンプが止められるため、貯水池の残り水と雨水だのみとなります。

施設の老朽化で、貯水池の水はすぐにどこかへ抜けてしまう状況もあり、雨が降らないために、水やりができない→予定の収穫量が確保できない。とか、種がまけない、といった事象が生じています。施設(ハウス)栽培だとなおのことです。

水は大事。