ハラペコあおむし さん

お久しぶりの更新です。なかじまです。

 

先日、へんこのお取引先の

『ハラペコあおむし』に行ってきました!

 

 

ハラペコあおむしは地元で作られたものを中心とした

野菜や果物、卵、調味料や、

石鹸や雑貨などの日用品まで

こだわりぬいたおすすめ商品が並ぶお店です。

 

 

作り手の「思い」に焦点を当てて

作り手と使い手の間をつなぐ「架け橋」をされています。

 

店長の葛原さんは伊賀にある農業学校・愛農高校のご出身で

農業や畜産など一次産業を間近でみる機会がこれまでにありました。

ハラペコあおむしの商品も、生産者から直接仕入れており

「作り手」と身近に関わることができる環境にいる中で

作り手の苦労や大変さ、さまざまな思いに触れる機会が日々あります。

小さいながらも本当にいいものを作ろうと頑張っている作り手がいて、

そんな人を応援したいという強い思いから

「商品そのものを買いに来るお客さんにも

作り手の思いや目に見えない部分を知ってもらいたいので

『伝える』ことを大切にしている」と話されていました。

 

ハラペコあおむしはそのなかでも

「地元」で作られる商品にこだわっています。

それはお店も地域の一員であり、

身近なつながりの1つ1つがあってこそ

生活できているから。

 

自分だけ豊かであればいいのではなく、

顔が見える人、知っている身近なひとたちとお互いに助け合うことで、

それはやがて地域ごとゆたかになれる。

 

日々の暮らしの中には見えないつながりがたくさんあります。

今自分が着ているもの、食べているもの、使っているものは

どこで誰が作ったのか分からないし、普段意識することはありません。

さまざまな場所のものがなんでも安く手に入る今、

なんでもいい、安ければいいという考え方は

ますます作り手と使い手の距離を遠のいてしまう。

 

例えば食料困難になったとき、

人はつながりがなければ最終的に生きていけないですもんね・・。

作り手と使い手のつながりが薄れてきている今

日々のなかにお互い助け合える関係を

まずは手の取りあえる身近なところから築いていく。

 

「知っている人、応援したい人、大好きな人の商品を買うほうが幸せ」

と話す葛原さん。

せっかくお金を払うなら、よく分からないものを買うより

身近な知っている人のもの、応援したい人のものを買って

地域全体が豊かになっていってほしい。

 

そのために作り手と使い手をつなげたい。

「もの」にお金を払うのではなく

応援したい「人」にお金を払う感覚になっていったら嬉しいと話されていました。

 

 

自分のことに置き換えて考えてみると

今、当たり前に生活できる環境があるのは、

こうしてお話を聞ける機会があることは、

つながりがあってこそだと実感しています。

 

仕事を数か月ほど離れていた期間がありました。

悩んでいたときに

へんこのつながりで出会った方から

いろんな話をきくことができました。

その方のつながりでまた新たな出会いがあり、

そこでも貴重な話を聞く機会がありました。

 

自分にとって当たり前な生活も

家族という1番身近なつながりがあって

それによって支えられているから

不自由なく暮らせている。

 

その気づきがあってから

「なんでもいい」「自分さえ」ではなく

「なにができるのだろう」と思えるようになってきた気がします。

 

そんな中、ハラペコさんの大切にしていることを聞くことができて

自分のなかで響く言葉がたくさんありました・・!

ありがとうございました!!

 

土の香市場ハラペコあおむし HP http://harapeko.mie.jp/harapeko/

  • 住所: 〒518-0613三重県名張市上小波田1810-6
  • 電話: 0595-67-0155